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シーミ―(清明祭)の時期もピークとなり… [沖縄]

シーミ―(清明祭)

毎年春分過ぎから4月中(旧暦3月の吉日:決まってはいない)に行われる行事。

旧盆や「ジュウルクニチ(16日)」とともに祖先祭祀を代表する行事のひとつ。





門中(むんちゅー:親戚)が墓に集まって、

草刈りなどの墓掃除をし、

墓に重箱や酒、茶などを添え、

線香(ウコー)、ウチカビ(あの世でのお金とされる紙)を焚く。

(ウチカビの風習は中国や台湾、シンガポール、韓国などでも見られる。)

シーミーは中国由来の先祖祭祀だとされる。


沖縄の墓は「門中墓」といって、親戚を同じ墓に一緒に入る伝統がある。

だから、沖縄独特のお墓である亀甲墓は大きいものが多い。

「亀甲墓」というのは、その名の通り、

亀の甲羅の形をしているが、実は女性の子宮をかたどったもの。

「母体回帰」の信仰なのだろう。


その墓前にゴザやビニールシートなどが広げられ、

御願(うがん)の後、墓前で大勢で重箱を広げて食べる。

まるでピクニックだ。

墓前でのその光景にびっくりする、本土の方も多い。


以前は亀甲墓の前の広場に、大勢(大きいところは100名以上とか)集まって

三味線を弾いて歌うなど盛大に行われていたが、

最近は、大人数が参加するシーミーも少なくなったし、

墓に親族が集まってを食事をしなくなったところも多い。


知らなかったが、シーミーの期間中に間に合わなかったところは、

「ナガリシーミー(流れ清明)」といって、旧暦5月に入ってから行うこともあるようだ。




シーミーの時期が過ぎると、雨の続く時期となる。




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